ひかえめメガゲンガーについて その2・苦手な相手の対策

ちゃんと書いたよその2!
なんのことやらという方は、こちら(ひかえめメガゲンガーについて その1)をどうぞ。

 

 

その1で挙げたひかえめメガゲンガーの苦手な相手は以下の4つ。
1.先に攻撃してくる相手
2.耐久おばけ
3.きあいのタスキ
4.ギルガルド

 

それぞれについて有効そうな対策を、最後にゲンガーが相手パーティーを全抜きするという前提のもとに考えてみる。
もちろん対面や後出しで対応したほうが楽なんだろうけど、それを突き詰めていくと最終的にひかえめメガゲンガーがパーティーからいなくなりそうなのでやらない。

 

1.先に攻撃してくる相手の対策

・すばやさ種族値が114以上のポケモンの対策

ゲンガーが使える先制攻撃技はふいうちだけなので、基本的にはこちらのすばやさを上げるか相手のすばやさを下げることになる。

 

すばやさを上げる方法で実用的そうなのは積み技バトンタッチとおいかぜ。
積み技バトンタッチはやるならゲンガーじゃなくて他のポケモンで良くない?すばやさ上昇→バトンタッチの流れだと交代で出てきたゲンガーが殴られるので微妙。
おいかぜは4ターンの時間制限つき、おまけにわざを使うターン+わざを使ったポケモンが交代(退場)するターンも必要なので微妙。

 

すばやさを下げるほうで使えそうなのはまひかねばねばネット
がんせきふうじやこごえるかぜなど、わざの追加効果ですばやさを下げるのは全抜き前提なので除外。

 

まひはそもそもでんきタイプに効かないのでカプ・コケコ対策はできない。
決まれば相手をまひ状態にできる補助技はしびれごな、でんじは、へびにらみ。
しびれごなはくさタイプに効かない、でんじはじめんタイプに効かない。
それぞれスカーフカミツルギとスカーフランドロスに効かないのが大きい。
へびにらみはゴーストタイプに……と思ったらそんなことはないらしい。
覚えるポケモンが少ない代わりに、命中率100ででんきタイプ以外ならだいたいまひさせれれるへびにらみがわざとしては一番優秀。

 

ねばねばネットはこのわざを使ったあとに出てきた相手ポケモンのすばやさを一段階下げるわざ。
ひこうタイプやふゆうなど、地面にいないポケモンには効かないので、ボーマンダリザードンを止められない。
環境に多いうえにゲンガーと相性が悪いこいつらを止められないのはなかなか厳しい。

 

やっぱりでんじはやへびにらみでまひを撒いていくのが良さそう。

 

・スカーフ持
まひに加えて、すりかえとトリックでのもちもの交換やはたきおとすでのもちもの落としが有効。
ただしどちらも交換されると意味がないのと、メガストーンとZクリスタル持ちには効果がないので注意。

 

・先制技持ち
体力を多めに保つかサイコフィールドを貼る、以上。
対策があまりにもあまりにもすぎる、ゲンガーの天敵。
先制技対策のためだけにカプ・テテフを採用するのもありかもしれない。

 

・すばやさに関係する積み技持ち
まひで対策しようにも能力値が2ランク上昇=すばやさが2倍になるとチャラになってしまう。
相手の積み技を読めたとしても、まひを入れるターン+交代するターンに2回積まれることになって対策としては微妙。
みがわりを使われたりすると目も当てられない。

 

素直にミミッキュやスカーフ持ち高速アタッカーみたいなストッパーを用意したほうがよさそう。

 

2.耐久おばけ
ポリゴン2カビゴンのようなどくどくが通る相手にはどくどくを入れて削る。
テッカグヤエアームドドヒドイデのようなどくどくが通らない相手は弱点がつけてだいたい2発で落ちるので、相手の攻撃でやられないようにHPを多めに残しておく。

しんかのきせきやたべのこしなど、もちもので耐久力を底上げしている場合ははたきおとすも有効。

 

グライオンだけは無理。

 

3.きあいのタスキ
ステルスロックを撒いておく。

 

似たような効果のまきびしは重ねがけでダメージ量が伸びるものの、地面にいないポケモンに効かないので、タスキ潰しのみで考えるとステルスロックのほうがいい。

 

4.ギルガルド
こいつの対策だけで記事が一本書けそうなので置いておく。

とりあえず、ひかえめメガゲンガーならH振りギルガルドのシールドフォルムにシャドーボールが最低で79%。
ステルスロックのダメージが3回入っても乱数によっては落ちない。
相性悪すぎか。

 

その3では他のエースと比較したひかえめメガゲンガーの利点を書いていくつもり。
気が変わったらギルガルド対策を先に書くかもしれない。