読書

「君の名は。」小説版のお話

お昼寝しててまだ寝る気分でもないので「君の名は。」小説版感想。 小説 君の名は。 (角川文庫)作者: 新海誠出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2016/06/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (53件) を見る → とんでもないクソ小説。 …

2014年チトセアメ読書賞

今回は毎度毎度おなじみとなった(自分にとってのおなじみ、読者にとっておなじみかどうかは気にしていない!)、千歳飴日記・年末恒例読書賞の更新です。 この記事のためにも、毎日の更新のためにも、本についての記事更新をたくさんしようね?と自分に言い…

なう

籘真千歳「θ 11番ホームの妖精 鏡仕掛けの乙女たち」(早川書房) 読了 理屈っぽくてカッコよくて愛おしい籘真千歳ワールドは健在でしたね 電撃文庫版も持っているので加筆・修正箇所については目立つところについては比較してもいいかも #11番ホームの妖精—…

本を売るよりも買う店という印象

えっちらおっちらブックオフに行ってえっちらおっちら大量の小説を購入。 100円コーナーを利用するとコストパフォーマンスがいいので、ぽんぽんカゴに本を放り込んでも大丈夫というのは買い物の仕方としては本当に気持ちがいいです。 お買いものってのはスト…

入り口などどこでもいいのだ

「忙しい忙しい」というのならまだしも、日々の生活の中心がゲームになって他のことが疎かというのがなんともかんとも。 ガンダムEXVSfbとか艦これとか女の子調教するのとか楽しいです。 読書は最近はポール・オースターが気に入ったので何冊か読んでいます…

今更2013年を振り返る

ここ2,3日、2013年チトセアメ的読書賞を何の作品にしようかうんうん唸ってました。 2013年の読書体験はわりといいものが揃っていたので、候補を絞ろうとするも結構な数が残ってあーでもないこーでもないと考えておりました。 そのわりには読書カテゴリで更新…

合間合間に読書がはかどる人

更新が停滞しているのはこれも「艦これ」ってやつのせいなんだ。 今回は前に書いた購入メモの中からいくつか簡単な感想を書いていくよ。 (裏話をするとそれぞれの感想を書いた時期がずれずれなので、着眼点は作品ごとに異なっています。) 毎度毎度のことだ…

この木なんの木黒柳

「○○しないといけない!」って言われたり思ったりすると途端にやる気がなくなるのが自分のサガだということを、ちょくちょく忘れてしまう。 結局夏休みの宿題なんて夏休み中に終わらせたことはほとんどないわよ。 (しかし……これは自分だけではないと思いた…

電子の海で

webの発達で一億総作家時代みたいな今日この頃。 君は作家の部分を「絵師」でも「音楽家」でも「監督」でも好きなものに置き換えて構わない。 この千歳飴日記だって今の時代だからこそできたわけですからね。 ネットがないとできない一番ひどい原因は俺の悪…

購入リストだけで更新になると思っているのか?

結構な量の本を買った。 本くらいしか定期的にお金を使う趣味がないから大丈夫、たぶん。 そんなことだから彼女ができないんだ! せっかくだから今度から買った本は全部リストにしてみる。 前はそんなにネタにならないエンタメ系以外は買っていたけど話題に…

SF的面白さと揚羽可愛いは等価値

ここ3日くらい風邪でダウンしてました。 優しく優しく看病してくれる女の子が欲しい。 籘真千歳さんの「スワロウテイル」シリーズ(ハヤカワ)の最新刊が7/24に出るみたいですね。 その名も「スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの」。 「人工少女販売処」「…

お姉さんというか年上の女性が好きでした(過去形)

久々に書店で本を買ってきたんですよ。 「久々」といっても最近全然本を買っていないとか読んでいないとかそういうことはなく、この頃は古本屋とか図書館で触れる機会が多かったので。 せっかくなので何を買ったかご紹介しておこうかと。 森見登美彦「ペンギ…

嘘つきたちの日

気が付いたらエイプリルフールの午前中が終わってしまった……。 昨日までは「結婚しました!」って嘘をつこうと思っていたんですよ。 でも結婚したって嘘をつくと自分でなんだか悲しくなるし、そもそも読者さんにとってチトセアメが結婚したとかどうでもいい…

近況報告ですわ!

近況報告ー。 こういうネタやるには、twitterよりこっちかなって。 この前「私的ゲームメモ」を掲載したわけですが、結局「真・女神転生」を購入しました。 ちまちまとプレイしています。 今新宿でクーデター軍を倒して、アメリカ軍も倒してやろうかと。 力…

コーヒーは人並みに好き

たまには読みかけの小説でも紹介してみようかしら。 今読んでいるのは岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」(宝島社文庫)。 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス…

読書感想文「恋文の技術」

久々の読書感想文シリーズ。 たまに自分の読書履歴をまとめておかないとねー。 というわけで今日紹介するのは森見登美彦「恋文の技術」(ポプラ文庫)。([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/04/06メディ…

ビアンカ・オーバースタディ

「ビアンカ・オーバースタディ」が書籍化するって本当ですか!? 筒井康隆×いとうのいぢで散々プッシュされたのに、今まで全然続報がなかったというのに! これは……どうなんでしょうね。 ただ現段階の情報だと中身は女の子が精液精液言うらしいので、筒井さ…

感想文「浜村渚の計算ノート」青柳碧人

速攻更新! これによって、この前のやる気のない更新を過去のものにするのです! ……ふふふ。 今回の更新は感想文! 書評というほど物を書いていないので、感想文なのですよ。 紹介するのは「浜村渚の計算ノート」青柳碧人。浜村渚の計算ノート (講談社文庫)…

書評「決断力」羽生善治

※2011年5月14日追記 北の大地はまだまだ寒いです こたつはありますが、こたつ布団がないのです みかんはありますが、こたつ布団がないのです パソコンはありますが、こたつ布団がないのです ……泣いていいですか? " title="ふわふわこたつ省スペース 【こた…

感想「超訳 ニーチェの言葉」白取春彦

ただいまー……ってもう遅いか。 無事に旅先から帰ってきました。 近々「ぽぷらの森」にて、ポケモンの大会「ぽぷら杯」というものが開催されるらしいのです。 今まで出場したポケモンの大会では全て一回戦敗退という、ある意味輝かしい戦績のチトセアメ。 で…

私は土下座しないといけないね

書評を書く前に、良い小説をお伝えしたいので速報版であります。 前にここでも少しだけ触れたような気がするのですが。 ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/12/08メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 406回こ…

書評「探偵映画」我孫子武丸

右に表示されている「Blogペット」のサービスが終わるらしいです。 ……前もこんなことがあったような、なかったような。 結構楽しかったので、残念です。 「Blogペット」から来てくださった方々、サービス終了後もお付き合いいただけると嬉しいです。 今回の…

軽書を捨てよ、街へ……本当に捨てるの?

マンガのコーナーには人が詰まっているのに、新書や小説のコーナーに人がいないのを見ると、しなくてもいい日本の心配をしてしまう、私はチトセアメ。 これは本当にしなくていい心配です。 いつも考えてから自己嫌悪に陥っています。 「本は読まなくてもいい…

書評「新釈 走れメロス」森見登美彦

更新が遅れてしまいましたが、800ヒットありがとうございます。 段々と1000ヒットが近付いてきました。 実生活の状況にも拠りますが1000ヒットした際には、連載記事企画を予定しています。 何をしようかな……わくわく。 最近、激しい運動をしているわけでもな…

書評「空の彼方」菱田愛日

以下、タイトル詐欺で完全にポケモンの話。 書評だけをご希望の方は、一番下の「続きを読む」まで飛ばしてください。 最新作ブラック&ホワイトが発売になりましたね。 私はポケモンは対戦専門なのですが、各所で話題沸騰ですよ。 今まで対戦向きでなかった…

書評「キスまでの距離 おいしいコーヒーの入れ方1」村山由佳

私の周りに格闘ゲームブームが訪れています。 どうしてこんな急に……前触れ何もなかったのに。 今流行しているのは「ストリートファイター」や「KOF」といった所謂「超メジャータイトル」。 これが流行するのはある意味必然ですね。 しかし私がいつもプレイし…

聞こえた気がしたんだ×2

久しぶりのカテゴリ「ゲーム」でない更新。 更新は「死舞草」だけでしたが、リアル世界では1ヶ月間いつものペースで本を読んでいたので、書評を書いていない本が溜まっています。 別に溜まっていてもいいのですが。 そうそう、先日本屋に行ったんですよ。 「…

書評「ふたりの距離の概算」米澤穂信

買うつもりのなかった本屋で平積みされているのを見て、「買って、買って」と本に囁かれたような気がして購入してしまった……。 ふたりの距離の概算作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/26メディア: 単行本…

米澤穂信 掲載情報

米澤穂信公式サイト「汎夢殿」に新しい情報が。 6月26日の「Gファンタジー++」にて、短編「Do you love me?」がコミカライズされている、とのこと。 Gファンタジー++出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2010/06/26メディア: 雑誌購入: 1人 ク…

書評「スティル・ライフ」池澤夏樹

図書館でカウンターに持っていってから、 読んだことのある本だと気付く。 時既に遅く、貸し出し手続き完了のお知らせが。 orz 前に読んだことがあるかどうかも忘れてしまうなんて……。 私はまだまだ若いはずだ!! それでも懐かしくてまた読んでしまう。 今…