感想 コミカライズ版「夏季限定トロピカルパフェ事件」

……今になって思う。
真に夏のうちに書くべきだったのはこの記事だったのではないかと。
だって、その方が読んでいる方も面白いですよね。



わたしは はげしい こうかいに おそわれた


以下、コミカライズ版「夏季限定トロピカルパフェ事件」についての感想。
書評なんてものではない。
普通の本についても、いつものことですが。



……相変わらず、お腹が空く漫画です。




原作のいわゆる「本編」、作中の集大成となる事件の前日までの内容を収録。
今回収録分までにはコミカライズ版オリジナルの話はなしです。


連載開始時は少女マンガっぽい印象を受けた画のタッチも、読んでみるとそれほど悪いものでもないと思えました。
ただ、(原作つきのものにこれを言うのは反則なのですが)少し雰囲気が違うかな、と。
原作にもミステリ部分の他に高校生らしい「明るさ」があったのですが、マンガになると絵が入るからか、その明るさが幾分か増しますね。
コミカライズらしい変化だと思います。


原作、原作と連呼していると、とてもつまらない感想になるので、対比はこれくらいにして。


今回の作品は「妖精化した小鳩君」や「相変わらず七変化する小佐内さん」など、コミカルな絵でも楽しませてもらいました。
それと扉絵。
お話の中ではすることができない主人公2人がコスプレをこれでもか、これでもかと披露しています。
お遊び要素満載ですね。