書評「シアター!」有川浩

最近また、「アルカナハート3」をプレイしています。
近所のゲームセンターでは今まで対戦募集ゾーン(入口に近いところにある対戦台が集まっている場所)にしかなかったのですが、新しいゲームが増えて端に追いやられて人が少なくなったので、下手な私も安心して練習ができます。


今は「3」からの新キャラクターである「ヴァイス」を練習しているのですが、この人って地上技が全体的に強いですね。
波動コマンドで突撃技、昇竜コマンドで対空技と、基本的な技が揃っていて扱い易いです。
ただ、エリアルコンボが主流の「アルカナ」だと性能の上位に位置するのは難しいような気がします。


今はまだ持ちキャラクターを選ぶ段階ですが、いつかは大会に出てみたいと思っています。
今度はまた、別のキャラクターを使ってみようかな。


アルカナハート3 ハートフルサウンドコレクション

アルカナハート3 ハートフルサウンドコレクション


今回の更新は書評です。


シアター!有川浩 読了


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タイトルだけ見たとき、最初は映画の話だと思ったのです。
私は演劇も好きなので、どちらでも構わないのですが。
でも「シアター」だと一般的には映画館になるよな……。
それとも、映画館は「ムービーシアター」となるのか、疑問です。


登場人物が多くて、各個人の特徴が薄いという感は否めません。
というか、正直名前がなくてもいい登場人物もいる気がします。
各人物が担当している物語進行上の役割は削れないから、統合すると一人一人の個性が強くなって良かったかな?


話の展開はかなり面白いです。
このままうまくいくのかな、と思われた矢先に出てくる終盤の2つのトラブルは現実味があって秀逸です。
世の中、そううまくはいかないものね。


途中登場人物の多さから読むのを止めようかとも思いましたが、結局は最後まで読んでしまいました。
「読者に読ませることができる」のが、プロがプロである所以か。


今回の蛇足


少し前に読んだ本ですが、「羽田千歳」という名前はまだ頭に残っています。
本当に頭に残る名前だな、これ。


シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)